一気にフェルメール7点! [アート]
もうすぐ会期も終わりますが、東京都立美術館で、フェルメールを見ることができます。都立美術館で、こんなに大きな展覧会をするのは珍しいこと。駆け込みで行ってきました。
以前にフェルメールについて書いた記事があります。私はフェルメールやレンブラントなどのネーデルランド絵画が好きで、いつかアムステルダムに行きたいなぁ~なんて考えています。フェルメールの作品で、レゾネに載っているのは、37点であると言われています。学者によっては、フェルメールの作品とは考えられないということから、32点であると考えている人もいます。一般的には37点と考えられていますが、それにしても少ない作品数の画家であると言ってもいいでしょう。今回の展覧会では、その中の7点の作品が展示されました。7/37ですから、この展覧会がいかに凄いものなのかが分かっていただけると思います。それにしても凄い人・・・(汗)一度は土曜日の閉館前に行ったのですが、都立美術館にこんなに人がいるものなのか!?というくらいの人人人・・・。チケットを買うのに並び、その上入場するのに30分並ぶというのを聞いて、あきらめて帰りました。だって、入るのにそんなにかかるということは、会場も芋洗い状態で鑑賞することは目に見えていますから。うるさくおしゃべりするおばさんたちに囲まれながら、満員電車みたいに絵の前で押し合い圧し合いしながら見るなんて、イライラするだけです。次の週の金曜日は、テスト期間なので、少しは早く帰れるし、金曜日は夜の8時まで開館しているので、その時にしようと出直すことにしたのです。金曜日の18:30くらいに美術館に入りましたが、それでも凄い人。入場するのに並ぶということはありませんでしたが、絵を見るのに、幾重にも重なる人の頭と頭の間からのぞくという感じで、特にフェルメールの作品の前は、人が動かないのです。一番前で見ようと思ったら、並ばなくてはいけない・・・そんな中で、見てきた作品。
「マルタとマリアの家のキリスト」
「ディアナとニンフたち」
この2枚は、なんかフェルメールの作品っぽくない作品。宗教的な作品のイメージが薄い作風のフェルメールにおいて、おそらくフェルメールが修行中に描いた作品なのではないでしょうか。よくよく考えてみると、フェルメールにももちろん修行時代があって、どこかの工房で、師匠について学んでいた時があったんだなぁなんて、当たり前のことを納得してしまいました。
「リュートを調弦する女」
この作品、あらためて調べてみると、私が見るのは2回目のようです。一度は大阪にフェルメールが来た時に見てるらしい(笑)すっかり忘れていて、はじめて見るような新鮮な気持ちで見てしまいましたが・・・。
「ワイングラスを持つ娘」
「手紙を書く婦人と召使い」
この2枚は、いわゆるフェルメールの構図です。うす暗い室内、格子状の床の模様、左側にある窓から淡く入る光など、よく見るフェルメールの形です。
「ヴァージナルの前に座る若い女」
この作品は、フェルメールの作品であると認められた一番最近の作品、つまり37枚目のフェルメールの作品になります。この作品は、現在個人が所蔵しています。とても小さな作品です。この作品がフェルメールの作品と認められ、ロンドンのサザビーズで2004年に落札された価格は、日本円で32億円。バブルの時代でもないのに、この値段。あらためて、フェルメールの作品って貴重なんですね。
「小路」
この作品が素晴らしい!フェルメールは風景画を2点描いているようですが、そのうちの1点になります。小さな作品ですが、よく考えられた作品で、日常の何気ない空間を作りだしています。まるで生活の音が聞こえるような、そんな絵画です。静かで、でも大きな世界が、そこには広がっています。もう1枚のフェルメールの風景画も見てみたいなぁ。
そして、出品予定だったけど、作品保存のために出品を断念された作品がこれ。
「絵画芸術」一般的には「画家のアトリエ」と呼ばれている作品です。私はこれが一番見たかった。あぁ悔しい。ウィーンまで行かなくても見れる機会だったのに・・・。これぞフェルメール!みたいなこの作品。今回は残念だったけど、いつか見てみたいな。
これで、12/37かな?覚えていないところで見ているかもしれませんが、あと25!・・・まだまだ先は長いな(笑)
以前にフェルメールについて書いた記事があります。私はフェルメールやレンブラントなどのネーデルランド絵画が好きで、いつかアムステルダムに行きたいなぁ~なんて考えています。フェルメールの作品で、レゾネに載っているのは、37点であると言われています。学者によっては、フェルメールの作品とは考えられないということから、32点であると考えている人もいます。一般的には37点と考えられていますが、それにしても少ない作品数の画家であると言ってもいいでしょう。今回の展覧会では、その中の7点の作品が展示されました。7/37ですから、この展覧会がいかに凄いものなのかが分かっていただけると思います。それにしても凄い人・・・(汗)一度は土曜日の閉館前に行ったのですが、都立美術館にこんなに人がいるものなのか!?というくらいの人人人・・・。チケットを買うのに並び、その上入場するのに30分並ぶというのを聞いて、あきらめて帰りました。だって、入るのにそんなにかかるということは、会場も芋洗い状態で鑑賞することは目に見えていますから。うるさくおしゃべりするおばさんたちに囲まれながら、満員電車みたいに絵の前で押し合い圧し合いしながら見るなんて、イライラするだけです。次の週の金曜日は、テスト期間なので、少しは早く帰れるし、金曜日は夜の8時まで開館しているので、その時にしようと出直すことにしたのです。金曜日の18:30くらいに美術館に入りましたが、それでも凄い人。入場するのに並ぶということはありませんでしたが、絵を見るのに、幾重にも重なる人の頭と頭の間からのぞくという感じで、特にフェルメールの作品の前は、人が動かないのです。一番前で見ようと思ったら、並ばなくてはいけない・・・そんな中で、見てきた作品。
「マルタとマリアの家のキリスト」
「ディアナとニンフたち」
この2枚は、なんかフェルメールの作品っぽくない作品。宗教的な作品のイメージが薄い作風のフェルメールにおいて、おそらくフェルメールが修行中に描いた作品なのではないでしょうか。よくよく考えてみると、フェルメールにももちろん修行時代があって、どこかの工房で、師匠について学んでいた時があったんだなぁなんて、当たり前のことを納得してしまいました。
「リュートを調弦する女」
この作品、あらためて調べてみると、私が見るのは2回目のようです。一度は大阪にフェルメールが来た時に見てるらしい(笑)すっかり忘れていて、はじめて見るような新鮮な気持ちで見てしまいましたが・・・。
「ワイングラスを持つ娘」
「手紙を書く婦人と召使い」
この2枚は、いわゆるフェルメールの構図です。うす暗い室内、格子状の床の模様、左側にある窓から淡く入る光など、よく見るフェルメールの形です。
「ヴァージナルの前に座る若い女」
この作品は、フェルメールの作品であると認められた一番最近の作品、つまり37枚目のフェルメールの作品になります。この作品は、現在個人が所蔵しています。とても小さな作品です。この作品がフェルメールの作品と認められ、ロンドンのサザビーズで2004年に落札された価格は、日本円で32億円。バブルの時代でもないのに、この値段。あらためて、フェルメールの作品って貴重なんですね。
「小路」
この作品が素晴らしい!フェルメールは風景画を2点描いているようですが、そのうちの1点になります。小さな作品ですが、よく考えられた作品で、日常の何気ない空間を作りだしています。まるで生活の音が聞こえるような、そんな絵画です。静かで、でも大きな世界が、そこには広がっています。もう1枚のフェルメールの風景画も見てみたいなぁ。
そして、出品予定だったけど、作品保存のために出品を断念された作品がこれ。
「絵画芸術」一般的には「画家のアトリエ」と呼ばれている作品です。私はこれが一番見たかった。あぁ悔しい。ウィーンまで行かなくても見れる機会だったのに・・・。これぞフェルメール!みたいなこの作品。今回は残念だったけど、いつか見てみたいな。
これで、12/37かな?覚えていないところで見ているかもしれませんが、あと25!・・・まだまだ先は長いな(笑)
2008-12-03 22:46
nice!(1)
コメント(1)
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kenjiiさん
nice!ありがとうございます!
by みらの (2008-12-27 03:30)