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韓国ドラマ漬けの日々 [ドラマ]

 ここ2週間ほどで、ものすごい量の韓国ドラマを見ました。一日平均10話くらいは見たんじゃないかなぁ。


 なんでそんなに時間があったのかというと、入院してたからなんですよね。病院にパソコンを持ち込み、近所のレンタルビデオ屋でレンタルしてきて、とにかく見まくった。DVD見れるくらい回復してたからこそ、そんなこともできたんですが、まぁ大変でした。今日はその入院生活DVD視聴レポートです。

 まずは、「カインとアベル」。これは10巻だから、20話。

カインとアベル2.jpg

 ソ・ジソブが好きだし、「天国の階段」のシン・ヒョンジュンがでるということで、文句なしに見たかった作品。ジソブはよかったねぇ。ワイルドな感じも、ソフトな感じも、知的な感じも、いろんな表情が出てて、やっぱよかった。シン・ヒョンジュンも、やっぱ実力派。「天国の階段」もそうだったけど、とにかく鬼気迫る演技というか、とにかくうまい。この二人が血のつながってない兄弟で、大病院の跡取りなんだけど、その利権争いがメイン。その中で、ジソブが殺されそうになって記憶喪失。そこで第二の生活を送るんだけど、脱北者のスパイとして生活するもんだから、かなりハード。んで、記憶が戻って、病院に舞い戻ってくるという話。どっか、「天国の階段」とか、「ラストダンスは私と一緒に」のパターンと同じ。まぁ、韓国ドラマの王道ですね。でも、病院で実際に入院しながら見るドラマじゃないかも。脳外科の話なんだけど、私が入院してたのも脳神経外科ですから。不治の病とか、脳障害とか、嫌なもの想像させるシチュエーションでした。今が旬のハン・ジミンもかわいかったし、ジソブが素敵だから、とにかく見たって感じですかね。

カインとアベル1.jpg

 次に、「善徳女王」。これは19巻まで見たから、38話。

善徳女王1.jpg

 これもずっと見たかった作品。なぜって、オム・テウンが出てるから。現代劇でしか見てなかったオム・テウンが時代劇って聞いただけで、触手が動きます。オム・テウンって、決してカッコイイひとではないんだけど、なんかいいんですよね。誠実さとか、あったかさとか、そんなのがあるんですよ。このオム・テウンの役、キム・ユシンも、頭が堅すぎるほどくそまじめな役。とことん自分を犠牲にして、とことん待って、とことんつきあって、とことん振り回される役。善徳女王っていうのは、朝鮮で初めての女王らしいんだけど、その側近がユシン。後の善徳女王になるトンマンは、双子で生まれるんだけど、生まれてすぐに双子は不吉だということで、死んだことになる。その後砂漠で育ったトンマンは、自分の正体を知らずに男装して宮廷に戻り、ユシンの軍に入り、ユシンに育てられる。トンマンが女であることに気づいたユシンは、自分の国や立場を捨て、トンマンと国を出ることを選ぶんだけど、トンマンは女王になることを選ぶんだよね。で、ユシンは自分の想いを断ち切って、トンマンの部下としてトンマンを支えるということを選ぶわけ。とことん自己犠牲の人。最終的にトンマンと結ばれてほしかったんだけど、今現在は、仕方なく他の人と結婚してしまった。この時点で、少し見る気が失せた気がする。もちろん最後まで見ますよ。でもやっぱり、最後はハッピーエンドがいい。ユシンとトンマンが、家来と王でありながら、結ばれてほしかった。でも、なかなか見ごたえのある時代劇。でも、オム・テウンは、現代劇の方がいいかもね。

善徳女王2.jpg

 「善徳女王」が最後までリリースされていないので、次に見たのが「済衆院」。これは6巻までだから12話。

済衆院1.jpg

 これは、朝鮮発の西洋式病院の話。日本で言うと、幕末から明治にあたるんじゃないかな。これもなかなかおもしろい。時代背景や、日本との関係、いろんなものが見えてくるのがおもしろい。まず、主人公のソ・グンゲという人は、白刀と呼ばれる、動物の解体をする抑圧された身分の人。牛を解体したり、肉を売ったり、皮で靴を作ったり。これって、日本と一緒ですよね。未だに日本にもその名残がありますが、この時代の韓国も、昔の日本と一緒だったわけです。その白刀が、西洋人の医師に出会い、お金がなくって母を病院に入れてやれなくて亡くしてしまったという経験から、自分も医師を目指すというサクセスストーリー。善良な主人公と、善良な女性、そして悪い人たちがいて、いろんな罠を仕掛けてソ・グンゲを罠にはめようとするんだけど、それを自分の力や仲間の力で切り抜けていくという、これも時代劇の王道パターン。でも、その罠を仕掛ける人たちの一部が、日本人なんです。つまり、日本人が悪役として描かれている。運ばれてきた瀕死のソ・グンゲの母を、お金がないからといって診なかったり、大日本帝国が朝鮮を支配するために済衆院という病院を乗っ取ろうとしたり。とにかく、韓国人にとって、日本人ってこんなイメージなのかと思わせられる。変な日本語をしゃべって、敬礼ばっかりして、罠を仕掛けるけど失敗する。そんなイメージ。そう考えると悲しい。でも、事実そういう部分もあったのかもしれないという思いもあります。

 すごくないですか?20話+38話+12話=60話?短期間でこんなに見たこともないかも。だって、ドラマ見る以外は、寝てるか、ご飯食べてるか、トイレいってるか、っていうそんな生活だったんだもん。「善徳女王」も、「済衆院」も、しばらく見続けます。
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コメント 1

みらの

HWKさん
 nice!ありがとうございます!

kenjiiさん
 nice!ありがとうございます!
by みらの (2010-09-02 00:27) 

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